皆様、こんにちは!
Dynamic 365 Business Central SaaSのサブスクリプションの有効期限が切れた場合、または解約を決定した場合は、Business Centralに保存されているデータとアクセス状況はどうなりますか?
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ここでもう一度情報共有いたします。
Business Central SaaSのユーザーやライセンス管理もMicrosoft 365 管理センターで行っています。サブスクリプションのポリシーはMicrosoft 365と同じです。
下記のMicrosoft DOCSをご参考ください。
一般法人向け Microsoft 365 のサブスクリプションが終了したとき、データとアクセスはどうなりますか?
引用:2020年9月現在
サブスクリプションの有効期限が切れた場合のデータの処理
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/commerce/subscriptions/what-if-my-subscription-expires?view=o365-worldwide
・サブスクリプションの有効期限が切れると、次の段階を経ます: 期限切れ/無効/プロビジョニング解除。 期限切れステージは、サブスクリプションが終了日に達するとすぐに始まります。
・年間サブスクリプションで継続請求をオフにすると、有効期限が切れたサブスクリプションと同じステージを経ます。 最初のステージの開始は、年次サブスクリプションの記念日からであり、サブスクリプションの継続請求設定をオフにした日付からではありません。
・毎月のサブスクリプションをキャンセルすると、そのサブスクリプションはすぐに無効になります (キャンセル日になります)。 これは、ユーザーが Microsoft 365 アセットに直ちにアクセスできなくなり、管理者のみが次の90日間データにアクセスできることを意味します。
次の表では、有料の Microsoft 365 for business サブスクリプションの有効期限が切れたときに予想できることについて説明します。
アクティブ | 期限切れ (30 日間*) | 無効 (90 日間*) | プロビジョニング解除 |
---|---|---|---|
すべてのユーザーがデータ アクセス可能 | すべてのユーザーがデータ アクセス可能 | 管理者のみがデータ アクセス可能 | データ削除済み 他のサービスで使用されていない場合、Azure Active Directory は削除されます |
ユーザーが Microsoft 365、データ、および Office アプリケーションに通常アクセスできる | ユーザーが Microsoft 365、ファイル、アプリケーションに通常アクセスできる | ユーザーが Microsoft 365、ファイル、またはアプリケーションにアクセスできない | ユーザーが Microsoft 365、ファイル、またはアプリケーションにアクセスできない |
管理者は、Microsoft 365、データ、および Office アプリケーションへの通常のアクセスが可能 | 管理者は管理センターにアクセスできます | 管理者は管理センターにアクセスできますが、ユーザーにライセンスを割り当てることはできません | 管理者は管理センターにアクセスし、他のサブスクリプションを購入して管理することができます |
グローバル管理者または課金管理者は、管理センターでサブスクリプションを再アクティブ化できます | グローバル管理者または課金管理者は、管理センターでサブスクリプションを再アクティブ化できます |
以上、お読みいただきありがとうございました。
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